La Primavera Flamenca 2011
JUGEMテーマ:フラメンコ
先日、フラメンコの舞台を観に行ってきました。
舞台のフラメンコは2004年のアイーダ・ゴメス『サロメ』以来だろうか。
ファルキートとラ・モネタ公演
アイーダ・ゴメスの踊りが、バレエの要素を取り入れた洗練された“アート”のフラメンコなら、こちらのお二人、一座は正統派バイレ(踊り)継承し続けているとの事。
第一部はバイラオーラ(女性踊り手)ラ・モネタ(LA MONETA)。
力強いサパテアード(足の技術)に圧倒される。フラメンコの足はプランタ、タコン、ゴルペ、プンタの4つの組み合わせだか、そのスピードや組み合わせが凄かった。
力強く大地を打つ足。
マルカール(印をつける、の意。パソ、ステップを踏む事)をするときに『足を前に出し大地から力を貰う様に』と言われたことがある。それを思い出させた。
赤いドレスも美しかった。
第二部はバイラオール(男性踊り手)ファルキート(FARRUQUITO)。
やはり男性はより力強く、男らしいパソが魅力だった。
私は大分後ろの席であったが、そこまで振動が伝わってくる。
大地の匂いを近くに感じさせた。野性的な、素朴な力強さを感じさせた。
この舞台、今回の震災で延期になっていたもの。
この時期に来てくれたことを感謝。
少し、力を分けてもらった気がした。