「チェコを探しに…」

白黒イラスト素材【シルエットAC】
JUGEMテーマ:童画・絵本
「チェコを探しに…」

原宿・Bibliothèque(ビブリオテック)にて。
http://www.superedition.co.jp/biblio/

書店での絵本展示会+販売フェア。
2010/11/30まで。

いつか行ってみたい国・チェコ。
日本でもその独自のアニメーション作品やデザインが注目されて久しい。

チェコ出身の画家と言えば、ミュシャとシュヴァンクマイエルしか頭に無い私。勉強?も兼ねて観に行く。
私の記憶にあるチェコの絵本は『もぐらとじどうしゃ』くらいだった。
もぐらとじどうしゃ (世界傑作絵本シリーズ―チェコの絵本)
美術の展覧会ではないので、実際に手に取ってページを捲れる喜び。
絶版になったものも拝見できた。

チェコ語はおろか、ドイツ語さえ読めない私。
しかし、絵本は言語の壁を取り払ってくれる。
眺めているだけでも、十分楽しい。
渋い色彩の絵本たちは、懐かしさを感じさせる。
本の中には突飛でユーモラスなキャラクターもいれば、繊細で上品さのあるものたちが活躍する。

印象に残った絵本は下記。
Kamkamek" Milena Lukesova / Jitka Walterova
http://cedok.shop-pro.jp/?pid=1564015

ptaci pribehy" Jaromir Tomecek / Mirko Hanak
http://kulicka.ocnk.net/product/590

どちらも子供向けなのに妥協しない、寧ろ“子供向けだからこそ”の力強さと幻想がある、芸術的な絵に感じた。

書店もかなり好みだった。
入場料を兼ねての1ドリンク制だが、お洒落で隠れ家的な内装が好みだった。
美術書片手に、お茶を飲みながら過ごす至福の時。

また素敵な書店に出会えた。

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