大森 澪展
JUGEMテーマ:個展
神保町・クラインブルーにて。
11/28まで。
腐食を使った銅板画は、その技法を全面に押し出す事は無く、まるで水墨画のようだった。
青みのあるインクが、水を連想させもした。
細密な植物画のようで、こういう表現はやはり、四季折々の自然に思いを馳せる日本人の感性だと思った。
作家・作品紹介ページ
大森 澪
http://www.agmuse.co.jp/item/c10/c8/
ふとした事から古本を譲り受けました。
それはかなり古い本で…これはお爺様の蔵書だったそうです。
江戸時代末期~明治期の本でした。
題名は下記。
『諏吉便覧』
『大雜書三世相』
『洛地準則』(これは明治時代出版されたものと明記されていた)
ざっと内容を見た際に、絵などから八卦や暦、年中行事?について書いてあるようだった。
近代、こうしたものはないがしろにされたと思っていたので、当時こうして書籍化していたという事実が私にとって。発見だった。
内容…日本人なのに読めない日本語orz
ちょっと調べた所、やはり想像したもの通りのもののようでした。
『諏吉便覧』は日の方位の吉凶を見るためのもの、
『大雜書三世相』
『洛地準則』は家相というものについて…風水のようなものだろうか。
今の日本人はこうしたものを意識しているのだろうか。
多少の解釈の変動はあるのだろうか。
そんなことを考えてしまった。